ツルミ食堂

カツ丼の味わいをぎゅっと包み込んだ

みんな大好き、贅沢中華まん

1964年創業から注ぎ足しのタレでカツ丼を作るツルミ食堂。半世紀以上続く看板メニューのカツ丼から着想を得た「カツ煮まん」は、甘じょっぱいカツ煮と生地との絶妙な味わいを楽しめます。

「中身はカツ丼と同じ材料です。食べやすいようにカツだけはカットして、味も食材も作り方もほぼ同じです」と店を切り盛りする3代目鶴見恵子さん。県産の豚肉や玉ネギ、牛乳、卵は近くの養鶏場から取り立てを使っています。

子ども連れのお母さんが、冷めた状態のものをすごく食べづらそうにしている姿を何度か見かけ、「忙しいお母さんでも食べやすくて、いつでもでき立てで、ツルミの味をそのまま味わえて」と理想の形になるまで試行錯誤を重ねました。

ごはんの代わりに米粉を生地に練り込み、食べた時にモチッとして、少し甘味もある生地に仕上げ、注ぎ足しのタレは濃度を変えるなど、半年以上の歳月をかけて微調整。「カツ煮まんを食べたことによって、お店のカツ丼も食べてみたいって思ってもらえるように、それがゴールでした。1,000個以上の試作品を作って、常連さんに試食していただいて辿り着いた感じです」と恵子さん。

実際にインターネットでカツ煮まんを購入したお客さんが来店することも多く、すごく励みになっているそうです。常連さんも認める「カツ煮まん」は、ツルミ食堂の「ツ」がモチーフのイメージキャラクター「カツ煮ちゃん」のパッケージ入り。ぜひお試しください。