株式会社 お茶の小井沼

天皇陛下に献上

「お茶の小井沼」

2020年11月に移転オープンしたお茶の小井沼。新店舗開店というお祝いムードの反面、建て替えまでには多くの困難がありました。以前は歴史ある蔵に付随する建物で営業をしていました。しかし、2019年の台風被害で、店舗が浸水し建て替えを余儀なくされました。

また昨年から流行した新型コロナウイルスが感染拡大。日本中が沈んだ空気になりました。
代表の葭葉忠史(よしばただし)さんは「こんなときだからこそ、お茶を自宅で楽しんで、リラックスしてほしい」と話します。 販売商品は天皇皇后両陛下に献上された極上煎茶「熊切」のほか、葭葉さんが組合(ブレンド)した「とちぎ蔵の街」シリーズがおすすめ。その中でも一番人気は「初摘」。甘み、渋み、苦み、香りのバランスの良さが特徴です。茶葉はどれも静岡県産を使用しています。

葭葉さんの中学時代から続けている趣味はギター。店舗にも特設のステージが用意され、お客さんの前での演奏も行います。以前は店舗に音楽好きが集まりました。しかし、コロナ禍で人を集めることが困難な現在は、毎週金曜日に葭葉さんと従業員のricca (りか)さん2人でFacebook 葭葉忠史のアカウントでLIVE配信を行っています。生配信という形で音楽を届けていることについて葭葉さんは「できるだけ人と関わっていたい」と話す。生まれ育った栃木市について「人も優しく、良い街だな」と笑顔を見せます。過去の配信にご興味がある方はYouTube「ricca&448 channel」で検索してください。

店内では、濃厚な抹茶ソフトクリームも販売。休憩スペースもありますので、旅で疲れた方は、お立ち寄りいただきたい場所です。