パナプラス株式会社

ゾウさん山の愛称で親しまれる三峰山をはじめとした自然豊かな寺尾地区に「パナプラス」が創業したのは11年前。

大学で野菜作りを体験し、収穫した野菜のおいしさに感動したと話す代表取締役の小竹花絵さん。「野菜を作って感動してもらいたい」との思いから新規就農し、野菜苗事業を展開します。感動的なミニトマトとの出会いを発端に、2013年からは新品種の開発にも取り組み、5年の歳月をかけて「こくパリッ®」が誕生。

薄皮で、甘味が強く酸味とのバランスも絶妙な、美味しさの黄金比を目指した品種です。地元の方に試食をしていただくと、回覧板で紹介されるなどクチコミが広がり、注文も入るように。これを機に2019年販売に踏み切りました。「トマトを召し上がっていただいた時に、たった1粒で『このトマトおいしいね』とか『どこに行ったら買えるの。こんなトマト食べたことないよ』っていう声をたくさんいただいて、すごく嬉しくなっちゃって。途中で諦めずに続けてきて良かったなって思いますね」と小竹さん。

「太陽の光や温度、湿度とかを計測して環境を確認して、肥料を与えてトマトの栄養バランスを整えます。水分管理が一番重要ですね。植物がどんなことを要求しているのか本当に分かるので、笑っちゃうくらいに楽しくて」と実務を行う夫の仲田雅洋さん。

一粒口に入れると、パリッとした食感とともにコクのある甘さと酸味がじゅわーっと口いっぱいに広がる「こくパリッ®」。その魅力を知る「こくパリスト」と呼ばれる社員の皆さんが、一番おいしい時に一つ一つ収穫しています。リピーターさんも多く、「トマトの禁断症状がでちゃって」「子どもの野菜嫌いがなくなったよ」と喜びの声をたくさんいただくそうです。