NPO法人 太平山南山麓友の会(かかしの里)

太平山の山雫で育ったぶどうを使用したワイン

 

「太平山のぶどう団地にワイナリーを作るのが目標です」

そう話す藤野さんは「NPO法人太平山南山麓友の会」の4代目理事長です。

大平町ぶどう団地内に位置する三中農園で、藤野さんらはワイン用のぶどうを栽培しています。

当会は太平山の四季折々の美しい自然を将来に継承し、訪れた方への温かいおもてなし、地元経済の発展に寄与することを目的に2007年に発足しました。その活動は多岐にわたり、太平山のトレッキングガイドやぶどう団地でのぶどう狩りの案内、ぶどう団地内にある公園「かかしの里」の運営などを行っています。

活動の一環として藤野さんらは、2015年よりワイン用のぶどう苗の植栽を開始し、2018年に「一般酒類小売業」の免許を取得して、ワインの販売を開始しました。太平山南山麓のぶどう畑に流れ来る山雫で育ったぶどうを100%使用していることから『山雫ワイン』と名付けられました。

国産ワインで人気の高い品種「マスカットベリーA」を使用して造られた赤ワイン『山雫ロッソ』。こちらはワイン特有の渋みが控えめで飲みやすく、フルーティーな味わいが特徴です。フランスの赤ワイン用ぶどうの代表種「メルロー」を使用して造られる『山雫メルロー』。メルローはまろやかで口当たりの良いワインで、肉料理との相性が抜群です。また、「マスカットベリーA」を使用したスパークリングワイン『山雫ブランノアール』も販売されています。

いずれはぶどう団地にワイナリー立ち上げることを夢見て、藤野さんら太平山南山麓友の会のみなさんが丹精込めてぶどうを育てています。こちらのワインはお取り寄せ可能です。